総合分析
マクロ・ニュースを含む相場シナリオのブリーフィング
USD·JPY · · 東京・仲値前(月曜・非ゴトー日)
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データ鮮度
最新足1M 09:01 JST
OHLC 最新足
- 1M09-14 09:01
- 5M09-14 09:00
- 1H09-14 09:00
- 4H09-14 06:00
- D109-14
マクロ要約
主因は(1)ホルムズ海峡情勢による原油急騰(WTI 97ドル台、報道では100ドル突破)とインフレ再燃、(2)米8月CPI/PPI上振れで9月FOMC利上げ織り込みが86-90%へ上昇し米10年債4.95%(実質2.55%)と5%接近、(3)日銀9月会合での25bp利上げ織り込み約75%と政府・当局の円安牽制、の三つ。教科書的には米金利上昇=ドル円上昇だが、7月末163.7円から153円台へ約1000pips下落する過程で米金利は上昇しており、この波及経路は現在機能していない。実際に価格を動かしているのは日銀利上げ・介入警戒(7/30・9/3の介入様の急落を含む)と株式リスクオフによる円買いで、米金利高はドル円の下値を鈍らせる要因に留まる。従って米金利5%接近を理由に上値追いを想定するのは危険で、ファンダは上値抑制・下値限定の中立〜やや弱気。マクロ数値は値日付が9/4〜9/11で鮮度が低い点に留意。
マルチタイムフレーム · 大足→小足
強い下降トレンド継続(急落後の踊り場)
160.405 / 156.627 / 155.298 / 154.659 / 152.908 / 151.614
パターン7/30(163.7→157.9)・9/3(158.7→155.3)・9/7(156.0→154.1)と介入様の大陰線で段階的に切り下げ。9/8以降は152.908-154.659で6営業日の持ち合いで、下向きのMA20 156.627(-2.0%)・MA50 158.142(-3.0%)の遥か下に位置するベアフラッグ型。152.908割れでピボットS2 151.614・S3 150.850が視野。
D1 MA200は計算不能。日足の持ち合いは反転パターンではなく調整であり、上位足は依然として弱気。中銀イベントが持ち合いの解消材料になり得る。
下降トレンド一服・矩形持ち合い
154.659 / 154.617 / 154.129 / 153.691 / 153.498 / 153.234 / 152.908
パターン9/8以降152.908-154.659の矩形レンジ。下降レッグ(154.617→152.379)の戻りは50%(153.498)で頭を抑えられている。MA20 153.691・MA50 154.223とも下向きで価格はその下にあり、下降フラッグ型の継続持ち合いと解釈。152.908を4H終値で割れば測定値幅約175pipsで151.157方面、154.659超えなら156.4方面。
4H ATR 42pipsは平常域。9/11の154.617トライが4H MA50付近で失敗し153.28まで押されたことが、上値の重さの直近の証拠。
週明けスパイク後のレンジ・中立
154.129 / 153.84 / 153.571 / 153.46 / 153.254 / 153.047 / 152.379
パターン20:00〜03:00の薄商いで152.379-154.129のスパイクレンジを形成後、その内側でインサイド推移。上昇レッグ(152.379→154.129)の38.2%戻り153.460で足元攻防中、50%が153.254、61.8%が153.047。1H終値で153.234割れなら下側、153.840超えなら上側ブレイク。
MA20 153.452はほぼ横ばい、MA50 153.523がわずかに上に位置し、MA200 154.240は遠い上方で下向き。1H ATR 285%はスパイク足による歪みで、実勢のボラは5M/4Hに従うのが妥当。
戻り高値切り下げ・弱気
153.797 / 153.742 / 153.63 / 153.48 / 153.396
パターン07:40高値153.797と08:20高値153.742のダブルトップ気味の天井形成後、ネックライン153.63(5M MA20)を08:30に下抜け。測定値幅約17pipsは153.46で達成済み。次のトリガーは153.396の5M終値割れ、または153.630の5M終値回復。
価格はMA20 153.630・MA50 153.571の下、MA200 153.480を挟んで攻防中。5M ATR 6.6pipsは平常で、東京午前の値動きは1本あたり5-10pipsが標準。
短期下降・153.40で一旦反発
153.548 / 153.473 / 153.401
パターン08:22高値153.742から153.628→153.548→153.473と戻り高値を切り下げる下降シークエンス。09:01足が153.401から実体約5pipsの陽線で反発したが、153.473を1M終値で超えない限り切り下げ継続。
下方向への1M実体は5-7pipsと大きくなく投げの加速は見られない。153.40割れで08:45-09:00型のフラッシュ(10-15pips)再現に注意。
主要サポレジ
シナリオ確率
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レンジ継続(153.234-153.840内での往来)
50%トリガー153.396を5M終値で明確に割らず、かつ153.630を5M終値で回復しても153.797-153.840で頭を抑えられる状態。1H足が153.234-153.840の内側で引け続けること。
ターゲット153.25-153.80の往来。下限側では153.234-153.278、上限側では153.797-153.840で反転の確認。
否定条件1H終値で153.234割れ(下方シナリオへ移行)または1H終値で153.840超え(上方シナリオへ移行)。
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下方拡張(153.40割れから153.02-153.05・152.91テスト)
30%トリガー153.396を5M終値で割り、153.234-153.254帯(4Hフィボ38.2%・1Hフィボ50%・4HスイングL 153.278)を1H終値で下抜けること。ロンドン序盤の原油高・株安ヘッドラインが伴えば確度上昇。
ターゲット第一到達目安153.024-153.047(1Hフィボ61.8%・本日04:00安値)、第二目安152.908-152.957(D1/4HスイングL)。さらにピボットS1 152.600。
否定条件153.396割れ後に1H終値で153.571(金曜終値・5M MA50)を回復、または153.234割れが1H内でヒゲで終わり終値が153.30台に戻る場合。
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上方回復(153.63回復から154.13・154.35トライ)
20%トリガー5M終値で153.630(5M MA20)を回復し、1H終値で153.797-153.840を上抜けること。米10年債の5%接近に伴うドル買い戻し、または原油高一服のヘッドラインが伴う場合。
ターゲット第一到達目安154.129(週明けスパイク高値)、第二目安ピボットR1 154.350・9/11高値154.617。介入警戒水準とされる154.48付近で上値は重くなりやすい。
否定条件153.840超え後に1H終値で153.630を再び下回る、またはスパイク的上抜けが同一1H足内でヒゲとして戻される場合。
時間帯別トレード方針
週明けの東京は実需フローが主で、スパイクレンジ内での揉み合いが基本線。153.396と153.630のどちらを5M終値で抜けるかで午前のシナリオを判定し、抜けない間はレンジ継続と扱う。
本日14日は非ゴトー日で仲値のドル買い需要は限定的、明日15日(火)がゴトー日。9:55前後の上振れが153.630を超えられなければ、その後の反落で153.40再テストの可能性を意識。
16:00以降は原油・株式のリスクセンチメントを介した円買い/売りでレンジブレイクが出やすい時間帯。153.234割れまたは153.840超えの1H終値確認はこの時間帯以降を重視し、東京時間の抜けは仮ブレイクとして扱うのが安全。
21:30のCAD CPIはドル円への直接影響は限定的。FOMC前日で米10年債の5%到達有無と株式の続落がドル円の下値を左右する。介入や当局発言のヘッドラインリスクは上方向のスパイクを短命化させる前提で。
ダマシ警戒ポイント
高い。週明けの154.129・153.840・153.808のスパイク高値はいずれも同一1H足内で全戻しされ、日銀利上げ観測と当局の円安牽制が上値で売りを誘発する構図。特に153.797-153.840への上昇が5M終値で定着せずヒゲで終わる場合は、153.630割れで再びレンジ下限へ向かう典型的な上抜けダマシになりやすい。1H終値での153.840超えと直後の押し目維持がなければ上方向は信用しない。
中程度。152.379・152.469・152.503の安値は薄商いスパイクで即時全戻しされており、153.234-153.278帯にも4Hフィボ38.2%・4HスイングL・1Hフィボ50%が集中して押し目買いが入りやすい。米10年債5%接近によるドル買い戻しやFOMC前のポジション調整も下抜け失敗の要因になり得るため、153.40割れ・153.25割れは1H終値での確認が無い限りヒゲ回収を想定。
07:05安値153.396から07:40高値153.797への約40pips反発は、5M MA20割れを伴って09:00に153.401まで全戻しされたためレンジ内のデッドキャットバウンスと判定。より大きな時間軸では、9/8以降の152.9-154.7の持ち合いは下向きの4H MA20/50・D1 MA20の下での調整であり、本格反転の条件(4H終値で154.659超え、または1H MA200 154.240の回復維持)は満たしていない。
その他特記事項 · 価格観
当面(東京〜ロンドン序盤)は153.234-153.278(4Hフィボ38.2%・4HスイングL・1Hフィボ50%)を下限、153.797-153.840(本日早朝高値・0時スパイク高値)を上限とする揉み合い継続を本線とみる。直近1時間は153.797から153.401へ約40pips反落し5M MA20/50を下抜けており短期の勢いは下向きだが、5M MA200・1Hフィボ38.2%が重なる153.45-153.48で一旦止まっている。153.396割れが定着すれば153.234-153.254帯の再テスト、そこも1H終値で割れると153.024-153.047(1Hフィボ61.8%・本日04:00安値)へ下値余地が広がる。上方向は153.630(5M MA20)回復が第一関門で、153.840を1H終値で上抜けない限り戻り売り優勢の構図は崩れない。
結論 · 見立てと判断条件
STANCE
中立
次レビュー · 2026-09-14 11:00 JST
153.234割れか153.840超えの1H終値確認待ち。それまでは153.25-153.80のレンジ扱いで方向観は持たない。
根拠価格は1Hフィボ38.2%・5M MA200・4Hフィボ50%・1H MA20が集中する153.45-153.50に位置し、週明けスパイクレンジ152.379-154.129の中間帯。5M ATR 97%・4H ATR 90%と実勢のボラは平常で、レンジ内の往来を続ける確率が最も高い。上位足(4H/D1)は弱気でファンダも上値抑制的だが、FOMC・日銀会合を控えた6営業日の持ち合いであり、事前に片側へ張る優位性は乏しい。
判断条件(1)153.396の5M終値割れ→153.234-153.254の1H終値割れで下方シナリオに移行。(2)153.630の5M終値回復→153.797-153.840の1H終値超えで上方シナリオに移行。(3)いずれも満たさない限りレンジ継続と判定し、レンジ端での反転確認(ヒゲ・実体の質)を優先する。
見立てが崩れる条件1H終値で153.234を下抜けまたは153.840を上抜けた時点でレンジ本線を捨て、それぞれ下方・上方シナリオへ切り替える。オセアニア時間のような同一足内で全戻しするスパイクはブレイクと認めない。
ボラ判定根拠1H ATR(14)=0.803(80pips)は過去24本平均0.282の285%でhigh域。ただし5M ATR 0.066(97%)・4H ATR 0.421(90%)はnormal域で矛盾しており、1H値は週明けオセアニア薄商いのスパイク足(23:00足130pips、03:00足145pips等)で押し上げられている。東京の実体的な値動きは5M直近12本レンジ34pipsと平常だが、スパイク型の突発変動リスクは残る。
判断保留の根拠 価格は1Hフィボ38.2%(153.460)・5M MA200(153.480)・4Hフィボ50%(153.498)・1H MA20(153.452)が集中する153.45-153.50に位置し、週明けスパイクレンジ152.379-154.129の中間帯でどちらにも優位性が無い。FOMC(9/15-16または9/16-17、ソース不一致)と日銀会合(9/17-18)を控え方向観を持つ根拠が乏しく、ブレイク待ちが妥当。
本分析は相場シナリオと判断の分かれ目になる水準を示すもので、売買の指示(エントリー価格・損切り・利確)は含みません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
リスクイベント · カットオフ
カナダ8月CPI(前月比・中央値・トリム)
ドル円への直接影響は限定的。USD全般の反応が153.234/153.840のレンジ端に及ぶかのみ確認。
仲値(ゴトー日)
本日ではなく明日がゴトー日。翌日東京の実需ドル買い増加を織り込んだ月曜NY終盤〜火曜早朝のポジション調整に留意。
FOMC政策決定(利上げ織り込み約86-90%)
本日のセッション方針の根拠にはしないが、前日にあたる可能性があり、NY時間の米金利・株式の動きはFOMC前ポジション調整として解釈。結果時刻は確定後に再評価。
日銀金融政策決定会合(25bp利上げ織り込み約75%)
週内最大の円サイドイベント。会合前は上値で円安牽制・利上げ観測による売りが出やすい前提を維持。結果時刻確定後に再評価。