総合分析
マクロ・ニュースを含む相場シナリオのブリーフィング
USD·JPY · · ロンドン午前(高流動性)
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データ鮮度
最新足1M 18:55 JST
OHLC 最新足
- 1M09-28 18:55
- 5M09-28 18:55
- 1H09-28 18:00
- 4H09-28 18:00
- D109-28
マクロ要約
金利面では米10年 5.18%(+7bp)・実質 2.85%(+9bp)と米金利は上昇し、10月FOMC(テーマ要約では10/27-28、地政学要約では日程未確認と記載に齟齬)でのタカ派化観測が強まっており、教科書的にはドル買い要因。しかし USDJPY は 9/25 の高市・トランプ会談での円安懸念表明、片山財務相・ベッセント財務長官の『円の過小評価』確認、9/21 のレートチェック、そして本日 28 日の三村財務官発言と、日米当局の円安けん制が連続しており、米金利上昇の波及経路が政策的に遮断されている。日銀は 9/17-18 に 1.25% へ利上げ、次回 10/29-30 も追加利上げが意識され、金利差縮小方向。したがって本セッションは金利差よりも当局介入リスクを優先し、上値は重く下方向にスキューがあると判断。原油高(WTI 96、ブレント 106-107)は本来円売り要因だが、現局面では価格を動かしていない。
マルチタイムフレーム · 大足→小足
弱気(戻り一巡後に反落)
159.029 / 157.59 / 157.24 / 156.479 / 156.101 / 155.886 / 155.298
パターン9/3-9/8 の急落(160.4→152.9)からの戻りが 9/25 高値 159.029 で反落、9/25 は 186pips の大陰線、本日 28 日も上ヒゲ陰線で D1 MA50 157.590 を明確に下回る。日足は上位の戻り売り局面で、D1 MA20 156.101 が次の下値目標。
D1 MA200 は計算不能。ピボット P 157.240 / S2 157.031 が現在値。9/18 安値 155.886 と 9/3-4 安値 155.3 が中期の下値目安。
下降トレンド(戻り高値・安値ともに切り下げ)
159.029 / 157.852 / 157.578 / 157.551 / 157.354 / 156.996 / 156.479
パターン9/25 高値 159.029 からの下落後、9/26-27 に 157.30 前後で膠着、28 日 06:00 足で 157.852 まで戻したがこれが戻り高値となり、14:00 足で 156.479 と 9/25 安値 156.996 を割って安値更新。4H MA20 157.354・MA50 157.551 の下で、フィボ 38.2〜61.8%(157.578〜157.410)が上値抵抗帯。
4H ATR は平均比 71% でノーマル域だが、これは週末の凪相場が平均を押し下げているため。構造は明確な下降。4H MA200 156.814 が直下の下支え候補。
下降
157.852 / 157.424 / 157.344 / 157.178 / 157.136 / 156.864 / 156.479
パターン09:00 足で 157.840 まで上げた後、15:00 以降 3 本連続陰線で 157.136(旧スイングL・D1 S1)を一気に下抜け、17:00 足は 84pips の大陰線。18:00 足は下ヒゲつき小陽線で下げ止まりを試みるが、MA20 157.424 / MA50 157.344 / MA200 157.555 のすべての下。戻り目安は急落幅の 61.8% 157.178 と MA50 157.344。
1H ATR 272% で高ボラ。売り込まれた直後の買い戻しは通常 50〜61.8% で止まりやすく、現在値はまさにその帯。1H 終値で 157.345 を超えると下降構造が崩れる。
急落後の戻り局面・失速気味
157.237 / 157.08 / 156.912 / 156.864 / 156.588 / 156.479
パターン17:00〜17:20 の急落(157.611→156.479)後、156.86〜157.08 でのベアフラッグ的な戻り。5M MA20 156.912 の上・MA50 157.237 の下に位置。156.864 割れで下方ブレイク(想定値幅 25〜40pips、156.588 / 156.479 へ)、157.080 上抜けで 157.237 の MA50 へ。
5M ATR は平均比 45% と収縮しており、次の拡大方向がセッションの方向を決める。連続小実体 2 本。
反発一服・小幅レンジ
157.08 / 157.05 / 156.991 / 156.971
パターン18:30 の 157.080 をピークに 156.97〜157.05 の 8pips 幅で横ばい。ブレイク条件: 157.055 上抜けで 157.080 再試し、156.970 割れで 156.864 へ(想定値幅 10〜15pips)。
18:06〜18:15 の反発(156.87→157.01)以降は実体の小さい足が続き、買い戻しの勢いは減衰。方向を決める足ではない。
主要サポレジ
シナリオ確率
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戻り売り継続・本日安値再試し
45%トリガー157.180〜157.345 を 1H 終値で上抜けできず、5M 終値で 156.864(18:00 足安値)を割り込む。
ターゲット156.741(17:00 足安値)→156.588(17:05 足安値)→156.479(本日安値)。安値割れなら 156.300 前後まで延長(現値から約 55〜75pips)。
否定条件1H 終値で 157.345 を回復、または 156.864 割れ後 30 分以内に 157.000 上へ戻される(ブレイク失敗)。
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戻り拡大・急落幅の 61.8% 超え
35%トリガー5M 終値で 157.080 を上抜けし、続けて 1H 終値で 157.180 を上回る(当局発言なし・米金利上昇継続が背景)。
ターゲット157.345(D1 R1・1H MA50)→157.400〜157.480(1H フィボ 61.8%/50%・5M MA200 157.460)。157.551(4H MA50)は本セッション内では上限。
否定条件157.180 到達後に 5M 終値で 156.960 を割り込む、または当局から追加の円安けん制発言。
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NY 膠着・156.86〜157.18 のレンジ継続
20%トリガー米指標なし・要人発言なしのまま、21:30 以降も 5M 終値が 156.864〜157.180 の内側に留まり、5M ATR が平均比 60% 未満を維持。
ターゲットレンジ内往復のみ。値幅は 20〜30pips に限定。
否定条件どちらかの端を 5M 終値で抜ける。
時間帯別トレード方針
急落の半値戻し 157.045 で失速中。157.080 の直近戻り高値と 156.864 の直近押し安値のどちらを先に抜けるかを判定し、方向を決める。当局発言が主因のため見出しの再確認を優先。
米指標の予定なし。米金利が続伸すればドル買いで 157.18〜157.35 への戻りが出やすいが、そこは上位足の抵抗帯で戻り売りが出やすい水準。156.864 割れの場合は流動性が高い時間帯であり、156.479 までのフォロースルーの有無で介入リスクの織り込み度を判定。
24:00 前後は月末・四半期末(9/30)が近いためフロー起因の振れが出やすい。レベルブレイクがフィックス前後だけの場合はダマシを疑い、1 時間後の位置で判定。
ゴトー日ではなく仲値の実需圧力は限定的。三村財務官・片山財務相の発言タイミングに警戒。157.30 以上での東京時間の戻りは当局の視界に入りやすく上値が重くなりやすい。RBA(13:30)は USDJPY への波及は限定的。
ダマシ警戒ポイント
高い。157.180〜157.345 は本日ブレイクダウンした 157.136 の直上・1H MA50・61.8% 戻しが重なる抵抗帯で、ここへの戻りは上位足の売り方の戻り売りポイント。加えて当局の円安けん制が続く局面で 157.3 台への戻りは追加発言を誘発しやすい。157.345 を 5M で一時的に抜けても 1H 終値で維持できなければブルトラップ。
中程度。本日の下落は口先介入のみで実弾介入は確認されておらず、9/21 レートチェック後に 156.5→159.0 へ買い戻された前例がある。156.479 を割った直後に 30 分以内で 156.741 上へ戻す動きが出れば、安値でのストップ狩り(ベアトラップ)と判定。米金利上昇が続く環境ではこのリスクは無視できない。
156.479→157.080 の反発(約 60pips、急落幅の 53%)は現時点では下降トレンド内の一時的な戻り(DCB)と評価。根拠は 1H 全 MA の下に位置し、5M ATR 収縮の中で戻りが伸びていないこと。本格反転と判定するには 1H 終値で 157.345 を回復し、かつ 157.180 を押し目として維持することが必要。
その他特記事項 · 価格観
次の数時間〜NY セッションでは、急落の半値戻し(157.045)付近で失速している現状から、157.180〜157.345(急落の61.8%戻し・D1 R1・1H MA50)を上限とした戻り売り優勢で、156.864(18:00 足安値)割れなら 156.741→156.588→156.479 の安値再試しを想定する。ただし戻りが 1H 終値で 157.345 を上抜ければ 157.400〜157.480 の 1H フィボ・5M MA200 帯まで戻りが伸びる。当局けん制が主因のため、材料が出なければ NY は 156.86〜157.18 の膠着に留まる可能性も残る。
結論 · 見立てと判断条件
STANCE
弱気
次レビュー · 2026-09-28 21:30 JST
1H 終値で 157.345 を回復しない限り、156.864 割れから本日安値 156.479 再試しの戻り売りシナリオ優勢
根拠4H は戻り高値 157.852(< 159.029)・安値 156.479(< 156.996)と切り下げが揃った下降構造で、1H は全 MA(157.344〜157.555)の下。現在値 157.02 は急落幅の 50% 戻し(157.045)ちょうどで失速しており、5M ATR 45% への収縮はショック後の売り玉整理の典型。日米当局の連続的な円安けん制が米金利上昇(10年 5.18%)の円売り波及経路を遮断している。
判断条件156.864(18:00 足安値)を 5M 終値で割れば下落シナリオ進行、157.080 上抜け→157.180 を 1H 終値で超えれば戻り拡大シナリオへ移行。両端の内側に 21:30 以降も留まればレンジ継続。当局要人発言のヘッドラインが出た場合は水準に関係なく判定をやり直す。
見立てが崩れる条件1H 終値で 157.345(D1 R1・1H MA50)を上回り、その後 157.180 を下回らずに推移した場合、本日の急落はダマシとなり下降シナリオを放棄。
ボラ判定根拠1H ATR(14) 0.267 は過去24本平均 0.098 の 272%(17:00 足で 157.322→156.479 の約84pips 急落)。一方 5M ATR は 0.066 と平均比 45% に収縮、直近12本レンジ 21.6pips でショック後の小動き。時間足ベースでは高ボラ、分足では一時的な収縮という二層構造。
中立の理由 方向観は弱気だが確信度は低い。三村財務官発言による口先介入で 100pips 近い下落が出た直後であり、当局発言一つで再度乱高下する可能性が高い。9月21日のレートチェック後は 156.5→159.0 まで買い戻された前例もあり、4H の下降構造(戻り高値 157.852・安値更新 156.479)を主根拠にしつつ、157.345 超えで見方を捨てる条件を明確にしている。
本分析は相場シナリオと判断の分かれ目になる水準を示すもので、売買の指示(エントリー価格・損切り・利確)は含みません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
リスクイベント · カットオフ
RBA 政策金利・声明
USDJPY への直接波及は限定的。AUDJPY 経由のクロス円フローで数 pips 振れる程度と想定し、方向判定には使わない。
三村財務官・片山財務相など日本当局の円安けん制発言/実弾介入・レートチェック報道
本セッションの最大リスク。ヘッドラインが出た場合は水準に関係なく判定を保留し、5M 足 3 本分の値動きを見てから再判定。157.3 台以上での戻り局面ほど発言リスクが高まる。
月末・四半期末フロー
フィックス前後のレベルブレイクはフロー起因のダマシになりやすいため、1 時間後の位置で確認する。
FOMC(据え置き・利上げ観測)
本セッションの判断根拠には使わない。米金利の日々の変化が USDJPY の上値を支える背景要因として認識のみ。
日銀金融政策決定会合
追加利上げ観測が円買い方向の中期背景。短期判断には直接使わないが、当局けん制と合わせて上値の重さを説明する要因。