総合分析
マクロ・ニュースを含む相場シナリオのブリーフィング
USD·JPY · · NY序盤(米指標時間帯)
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データ鮮度
最新足1M 22:32 JST
OHLC 最新足
- 1M08-06 22:32
- 5M08-06 22:30
- 1H08-06 22:00
- 4H08-06 22:00
- D108-06
マクロ要約
7月末の介入観測で163.9円台から一気に155円台まで急落した後の戻り局面。米10年債利回りは4.63%へ低下(実質金利2.40%も軟化)しドルの金利面の追い風は弱まりつつある一方、イラン情勢を巡る『有事のドル買い』が下値を支えるという綱引き。日銀は据え置きも植田総裁が利上げペース加速に言及、FOMCでは3人が利上げ主張とタカ派が混在し、日米金利差ナラティブは方向感を出しにくい。最大の非対称リスクは上方向=介入で、158円台での上値追いを構造的に抑制している。ADP・ISM非製造業の下振れに続く明日のNFPが次の主材料。
マルチタイムフレーム · 大足→小足
急落後の下降トレンド内リバウンド
158.338 / 157.988 / 157.436 / 156.942 / 155.251
パターン7/30の介入的急落(163.4→157.9台、1日で約550pips)後、155.251でいったん底打ちし157円台で値固め。MA20(161.124)・MA50(161.565)を大きく下回る弱気配置
日足では戻り局面に過ぎず、158円台前半は介入警戒も重なる強い売り圧力ゾーン。155.251割れなら下降第2波。
下降からレンジ移行・ボラ収縮
158.154 / 157.869 / 157.664 / 157.332 / 157.225
パターン8/3安値155.251からの戻りが157.2〜158.0のボックスに収斂。ATR比46%の収縮はブレイク前夜の形状だが、方向はNFP待ち
MA20(157.590)は上向きに転じつつあるがMA50(158.675)・MA200(161.609)は下向きで、戻り売り圧力の残る位置。4Hフィボ61.8%(157.664)が押し目の目安。
緩やかな上昇(安値切り上げ)
157.94 / 157.795 / 157.75 / 157.705 / 157.56
パターン157.317→157.560と安値切り上げの上昇チャネルだが、157.900〜157.940で上値が重く天井圏の様相。上限ブレイクなら測定値幅で158.15前後、失敗ならフィボ38.2%(157.795)〜50%(157.750)へ押し
価格はMA20(157.770)・MA50(157.684)の上で短期構造は強気維持。ただしMA200(158.783)は遥か上で中期は依然弱気。
上昇バイアスの残る狭いレンジ
157.94 / 157.889 / 157.868
パターンMA20(157.889)・MA50(157.887)がほぼ収束しフラット化。20:10以降157.94手前で3度上値を抑えられるミニトリプルトップ気味
157.868を割るとMA200(157.775)方向への下押しが視野。上抜けには157.940クリアが必要。
方向感のない微小レンジ
157.932 / 157.868
パターン157.87〜157.93の横ばい持ち合い。22:01と22:29に157.88割れを試すも即座に買い戻される
5M ATR比90%と平常だが値幅自体が極小。1M単位では優位性のあるセットアップ無し。
主要サポレジ
シナリオ確率
-
レンジ上限157.94で反落、押し目形成
45%トリガー157.940手前での失速継続と5M足157.868割れ(直近サポート下抜け)
ターゲット157.795(1Hフィボ38.2%)→157.750、勢いが付けば157.664(4Hフィボ61.8%)
-
NFP前の狭小レンジ持ち合い継続
30%トリガー157.868〜157.940を今夜のNY時間中維持
ターゲット157.83〜157.94の10pips前後の往来のまま東京時間へ持ち越し
-
157.94上抜けからのショートスクイーズ
25%トリガー1H足終値で157.940超え+157.988(D1 R1)を実体で突破
ターゲット158.154(4Hスイング高値)→158.205(R2)。ただし158円台は介入警戒で伸びにくい
時間帯別トレード方針
今夜は米主要指標がなく、圧縮レンジのまま推移する公算。157.94直下での飛び乗り買いと、根拠のないレンジ内逆張りの両方を避け、ポジションを持たず観察が最適。
24:00のフィックスフローで157.94上抜け or 157.87割れの瞬間的な振れが出やすい。フロー起因のブレイクはダマシになりやすく、フィックス通過後の値位置を確認してから判断する。
明日はゴトー日ではなく、NFP待ちで動意薄の見込み。157.66〜157.75への押しがあれば短期ロングの押し目候補として監視する程度に留める。
ダマシ警戒ポイント
高い。157.940〜158.000の上抜けはNFP前の薄い流動性下ではストップ狩りに終わりやすく、158円台は介入警戒の売りが待ち構えるゾーン。1H足実体での157.988超えと高値圏維持を確認できない限りブレイク買いは見送るべき。
中程度。157.868〜157.830への下押しは1H MA20(157.770)上の押し目買いに吸収されやすく、浅い下抜けでのショートは反発に巻き込まれるリスクがある。ショートは157.750明確割れまで待つのが安全。
155.251からの約270pipsの戻りは、日足の弱気構造(MA20/50を大幅に下回る)の中の一時的リバウンド(デッドキャットバウンス)とみるのが妥当。本格反転と判断するには158.338(8/1高値)の日足終値での回復が必要で、現状はその手前で失速する典型的な戻り売りゾーンにいる。
その他特記事項 · 価格観
1Hでは157.317を起点に安値を切り上げる緩やかな上昇構造だが、157.940(1Hスイング高値)〜157.988(D1ピボットR1)〜158.000の抵抗帯に接近しており、介入警戒とNFP前の様子見でブレイクの燃料が乏しい。今夜は157.830〜157.940の狭いレンジ持ち合いか、上限からの反落で157.750(1Hフィボ50%)〜157.660(4Hフィボ61.8%)への押しが本線。157.94を明確に上抜けても158.15手前で失速するリスクが高く、追随買いは控えたい。
結論 · 見立てと判断条件
STANCE
中立
次レビュー · 2026-08-07 00:15 JST
根拠4H ATRが平均比46%まで収縮し期待値幅が小さいうえ、価格がレンジ上限157.940直下=ロング・ショートどちらもSL構造が不利な位置。介入警戒とNFP前という2つの非対称リスクが重なり、優位性のあるセットアップが存在しない。
ボラ判定根拠4H ATR(14)=0.298で過去24本平均比46%(low域)、1Hも65%と収縮。5M直近12本レンジはわずか6.4pipsで、介入直後の乱高下(7/30-8/3)から一転して値動きが強く圧縮されており、明日のNFPを前にエネルギー蓄積状態。
判断保留の根拠 4H ATRが平均比46%まで収縮し値幅が取りにくいうえ、価格は1Hレンジ上限157.940直下。日米協調介入への警戒が上値を抑え、明日21:30のNFPを控えて新規ポジションの期待値が低い。
本分析は相場シナリオと判断の分かれ目になる水準を示すもので、売買の指示(エントリー価格・損切り・利確)は含みません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
リスクイベント · カットオフ
米雇用統計(NFP・失業率・平均時給)+加雇用統計
発表30分前までに全ポジション解消。ADP・ISM下振れ後だけに下振れならドル売り加速、上振れなら158円台試しと介入警戒の衝突で乱高下必至。初動は見送り、5〜15分後の二次動意でレベルブレイクを確認してから参入。
日本当局の円買い介入・介入示唆発言(ベッセント財務長官関連含む)
158円台への急伸時は特に警戒。介入発動時は即時撤退し、最低1セッションは新規を見送る。
イラン・ホルムズ海峡関連ヘッドライン
合意進展ならリスクオンで円買い・ドル安が交錯、決裂・攻撃なら有事のドル買い。ヘッドラインドリブンの急変時はストップを尊重し追いかけない。