総合分析
マクロ・ニュースを含む相場シナリオのブリーフィング
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データ鮮度
最新足1M 23:15 JST
ETF2026-09-18
OHLC 最新足
- 1M09-21 23:15
- 5M09-21 23:15
- 1H09-21 23:00
- 4H09-21 22:00
- D109-21
ETF 残高 · 値日付
- Global 2026-09-18
- China 2026-09-21
マクロ要約
主因は9/16 FOMCの想定外の利上げ(3.75〜4.00%)に伴う米金利高・ドル底堅さ。UST10年は5.00%を付けた後4.94〜4.97%、10年実質金利(TIPS)2.61%と金の保有コストは高止まりし、上値を構造的に抑える。先週末の4380への戻りは原油下落によるインフレ懸念後退(BEI 2.33%で安定)が支えたが、週明けは9/24(木)の米中首脳会談期待でリスクオン(株・半導体上昇)が広がり、安全資産需要が剥落する経路が優勢。日銀会合(9/21)がタカ派不足で円安→ドル高地合いも金にはマイナス。FRED系のマクロ値は9/11〜9/18時点と古く、当日の値動きは金利・ドルの方向をリアルタイムで確認できない点に留意。教科書的な「地政学緊張=金買い」は中東・イラン制裁協議が続くものの、直近価格には全く反映されておらず、現時点では金利・ドル・リスクオンが支配的と判断。
解説: 実質金利 · FRB と米金利 · 米ドル · 地政学 | 投機筋の建玉(COT 週次解説)→
ETF フロー · 解説 →
Global 2026-09-18 China 2026-09-21
グローバル(GLD代理)は9/18時点で1057.12t、前日+4.3t・週次+9.7tと流入継続。中国金ETFも114.54tで3日前比+0.3t・19日前比+3.1tと緩やかな積み増しが続く。8月の物理金ETF流入180億ドル(過去2番目)という背景と併せ、中長期の構造的下支えは健在。ただしフローは押し目買いの受け皿として機能するもので、日中の金利・ドル主導の売りに対して即効の反発材料にはならない。本日の中国株式市場時間帯(10:30〜16:00)でも金は下落しており、中国ETF買いが当日の下押しを止められていない点は短期的にはフローの影響力が限定的であることを示す。
マルチタイムフレーム · 大足→小足
下降トレンド内の戻り局面終了の可能性
4399.22 / 4367.55 / 4297.93 / 4283.21 / 4238.37
パターン8/25高値4695.94からの下降トレンド。9/17〜9/18の反発は9/18高値4399.22でD1 MA50(4398.21)にぴったり頭を抑えられ、本日はD1 MA20(4367.55)を下回って寄り値4380から40ドル下の陰線を形成中。
D1ピボット(P 4380.16等)は基準日9/20が週末の平坦バーのため機能しない値と判断し、参照から除外。D1 MA200は計算不能。次の明確なD1支持は9/11安値4297.93、その下は9/16安値4238.37。
弱気転換中(MA20下抜け・MA50試し)
4399.22 / 4384.53 / 4373.18 / 4358.82 / 4342.92 / 4341.52 / 4335.01 / 4321.23
パターン9/18高値4399.22と9/19高値4396.79による短期ダブルトップ、ネックライン4342.92(4Hスイング L)を本日割り込み。計測値幅約56ドル→4287付近が下値目安。
4H MA20(4373.18)が上方抵抗、MA50(4341.52)を現在試し中。MA200(4441.95)は遥か上で、4H足の中期構造は弱気。22:00バーは安値4321.23の長い下ヒゲ付きで、4H終値(02:00)が4342を回復するかが4H構造の重要な確認点。
下降トレンド(週末水準4380からの反落)
4384.53 / 4373.69 / 4361.17 / 4352.74 / 4341.32 / 4339.79 / 4321.23
パターン10:00高値4384.53以降、高値4373.69・安値4339.79→4321.23と切り下げ。23:00バーは高安28ドルの大陰線で下ヒゲを伴い、1H MA200(4341.32)を実体で割ってクローズしていない(現在値4340.30は僅かに下)。
上昇レッグ(4339.79〜4373.69)は既に100%以上戻して安値更新済みで、フィボ戻り水準(4352.74/4356.74/4360.74)は今後の戻りに対する抵抗として機能する。1H MA20(4361.17)は下向き。
下降トレンド(高値・安値切り下げ)
4373.69 / 4364.86 / 4353.48 / 4349.5 / 4342.0 / 4321.23
パターン21:05高値4373.69→22:25戻り高値4364.86と切り下げ、22:30の陰線で4353割れ、23:00〜23:05で4348〜4350のサポート帯を割って4321.23へ。直近12本レンジ45.01ドル。
MA20(4353.48)・MA50(4355.06)・MA200(4360.71)がすべて上方に位置し、価格はMA下で推移。4348〜4350の旧サポートが最初の戻り売り候補、4353〜4357(5M MA20/50・1Hフィボ50〜61.8%)が第二の壁。
急落後の急反発・弱気の中の戻り
4321.23 / 4335.0 / 4340.5 / 4342.9 / 4348.0
パターン23:03〜23:07の5本で4349→4321.23へ28ドル下落(大陰線連続)後、23:08〜23:15で4340.47まで19ドルのV字反発。割れたサポート4340〜4343への下からの再試。
反発は8本連続の陽線だが実体は縮小傾向。4342.9を1M終値で上抜け続伸できるか、4340〜4343で頭を抑えられ4335を割れるかが目先の分岐。tick出来高は計算不能で反発の質は確認できない。
主要サポレジ
シナリオ確率
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戻り売り優勢・下値模索継続
45%トリガー4342〜4350ゾーンへの戻りが5M終値で4350を超えられず反落し、5M終値で4335を下抜ける。または00:00の1H終値が4342(1H MA200/4H MA50)を下回ったまま確定。
ターゲット4321.23再試→割れれば4310(FOMC直後急落水準)→4297.93(D1スイングL)。4Hダブルトップ計測値では4287付近。
否定条件5M終値で4350を上抜け、かつ4342を下回らずに1H終値が4353(1Hフィボ61.8%)を回復。
-
4321〜4350での揉み合い・急落後の消化
30%トリガー4342〜4350で上値を抑えられる一方、4325〜4335帯では買いが入り、5M終値で4335割れも4350超えも起きないまま1〜2時間経過。
ターゲット4325〜4350の往来。方向性のあるセットアップ不在のまま東京時間へ持ち越し。
否定条件5M終値で4350上抜け(上方ブレイク)または4321.23割れ(下方ブレイク)。
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V字反転・戻り拡大
25%トリガー5M終値で4350を上抜けて4342を再度割らずに推移し、1H終値で4353〜4357(フィボ50〜61.8%・5M MA20/50帯)を回復。
ターゲット4361(1H MA20)→4373.69(本日NY戻り高値)。4373.69超なら4380〜4384.53の週末水準再試。
否定条件4350回復後に5M終値で4342を再び割り込み、4340〜4343が抵抗として機能し直す。
時間帯別トレード方針
23:05の急落を起点に4342〜4350の旧サポート帯がどう機能するかが本セッションの焦点。ここで戻りを抑えられて4335を割る動きが出れば下値模索シナリオ、4350を5M終値で明確に超えれば反転シナリオへの移行を判定する。急落の材料が不明なため、突発ニュース由来のフロー巻き戻しにも注意。
NY終値の位置(4342の上か下か)が翌朝の初期バイアス。米中首脳会談(9/24)期待によるアジア株の続伸が金の上値を抑えやすい一方、東京は値幅が縮みやすく、4321〜4350の残存レンジ内の往来を前提に、レンジ端での反応確認に徹する時間帯。
10:30〜12:30・14:00〜16:00は中国金ETFの買いが押し目を支えるか観察。本日はこの時間帯にも下落しており、フローが下値を支えられなかった場合は下方向の継続性が高まると読む。12:10のRBA総裁講演は金への波及は限定的。
ダマシ警戒ポイント
高い。現在の4321→4340の急反発は、4H MA50・1H MA200・旧サポート4339.79/4342.92が重なる帯への「下からの再試」であり、ここで頭打ちになれば典型的なリテスト後の続落形。4342〜4350への一時的な上抜けがあっても、5M終値で定着せずヒゲで戻される場合はブルトラップと判定する。
中程度。23:03〜23:07の28ドル急落は5本で完了し直後に19ドル戻しており、材料不明のストップ狩り的フラッシュだった可能性がある。4321.23付近を再試して下ヒゲで拒否され、1Hが4342を回復して終わる場合は、安値更新自体がベアトラップだった可能性を考慮する。
現時点では一時的な戻り(DCB)と評価。根拠は(a)反発が割れたサポート帯の直下で止まっている、(b)5M全MA・1H MA20/50が上方で下向き、(c)4H・D1の構造が弱気、(d)マクロの逆風。本格反転と見直す条件は、5M終値4350超→4342を割らずに保持→1H終値4353以上の3段階を満たすこと。
その他特記事項 · 価格観
今日は週末終値4380からの売り一巡→NY寄りで4373.69の戻り高値を付けた後、22:30以降に再度崩れ、23:05に4321.23まで急落。現在4340前後は、4H MA50(4341.52)・1H MA200(4341.32)・本日18:00安値4339.79・4H直近スイングL 4342.92が重なる「割れたサポートの裏側」を下から試している局面。この4342〜4350ゾーンを5M終値で回復できなければ、4335→4321再試→4310(FOMC直後の急落水準)→4297.93(D1スイングL)へ下値模索が優勢。逆に4350超を1Hで維持すれば4361(1H MA20)〜4373.69への戻りが視野。
結論 · 見立てと判断条件
STANCE
弱気
次レビュー · 2026-09-22 00:30 JST
4342〜4350の旧サポート帯を5M終値で回復できない限り、4321→4310〜4298への下値模索が優勢
根拠日中構造は4384.53→4373.69の高値切り下げ、4339.79→4321.23の安値切り下げで下降が明確、価格は5M全MA・1H MA20/50の下に位置し、4Hはダブルトップ(4399.22/4396.79)のネックライン4342.92を割った。D1でもMA20(4367.55)・MA50(4398.21)下で8/25高値からの下降トレンドが継続。マクロは実質金利2.61%・UST10年5%近辺・FOMC利上げ後のドル底堅さ・9/24米中首脳会談期待のリスクオンが揃って金の逆風で、ETF流入は構造的支えにとどまり日中の方向を変えていない。
判断条件(1)4342〜4350の戻りに対する5M終値の位置:4350超なら反転シナリオ、4342未満で反落なら下落継続シナリオ。(2)00:00の1H終値が4342(1H MA200/4H MA50)を回復するか。(3)4335→4321.23の再試で下ヒゲ拒否が出るか、実体で割れるか。
見立てが崩れる条件5M終値で4350を上抜けた後に4342を割らず、1H終値で4353以上を回復した場合は下落シナリオを放棄。さらに4373.69超えで日中の弱気構造そのものが否定される。
ボラ判定根拠1H ATR(14)=16.35で24本平均5.39比303%(ただし平均側は週末の平坦バーを含み過小評価されている点に注意)。5M ATR=6.47は平均比112%と平常域だが、直近12本レンジは45.01ドル(1.04%)、23:00の1Hバーは高安28ドルと、NY序盤に急拡大した局面。4H ATR比44%は週末平坦バーの歪みで、実勢は低ボラではない。
中立の理由 方向観は保持可能。日中構造(4380→4373.69の戻り高値→4321.23の安値更新)と上位足(D1でMA20/MA50下・8/25高値4695からの下降)とマクロ(実質金利2.61%、UST10年5%近辺、9/24米中首脳会談期待のリスクオン)が下方向で整合。ただし23:03〜23:07の急落の起点材料が供給データで確認できず、直後の急反発(4321→4340)がV反転化するリスクは残るため確信度は中程度に留める。
本分析は相場シナリオと判断の分かれ目になる水準を示すもので、売買の指示(エントリー価格・損切り・利確)は含みません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
リスクイベント · カットオフ
RBA Bullock総裁講演
金への直接波及は限定的。AUD経由の一時的なドル指数変動のみ注意し、方針変更の材料とはしない。
米中首脳会談(トランプ大統領・習近平国家主席)
期待先行のリスクオンが金の上値を抑える経路が進行中。会談接近に伴い株高・安全資産需要剥落が続くか、期待の巻き戻しが起きるかを週半ばの上位足バイアスの材料として扱う。時刻は未提示。
米中閣僚級協議でのイラン制裁議論の続報・中東外交進展(原油経由の期待インフレ変動)
原油下落→インフレ懸念後退は先週金の支えになった経路だが、日時未確定のため当日のセッション方針には組み込まない。