CFTC が毎週公表する COMEX 金先物の建玉明細(COT レポート)を、公表のたびに Anthropic Claude が読み解きます。投機筋(マネージド・マネー)のネットポジション・前週差・過去レンジ内の位置・商業筋の動きと金価格の関係を、報告週ごとの記事として蓄積します。売買推奨は含みません。
投機筋は5週連続の後退、価格急落で手仕舞い売りが優勢に
9月29日火曜時点のマネージド・マネー(MM)のネットロングは +120,318 枚と前週から -7,071 枚の減少で、8月25日の +144,747 枚を高点とする後退は5週連続となりました(4週で -16,453 枚、13週ではほぼ横ばいの +227 枚)。1年パーセンタイルは 62.5(1年レンジ +89,752 〜 +144,747 枚)、3年パーセンタイルは 38.1 と、前週の 74.0 / 46.5 からさらに切り下がっています。建玉全体は 406,456 枚(前週 -6,344 枚)と再び減少し、コード判定の4象限は「手仕舞い売り主導」(ネット減 × 建玉減)です。火曜→火曜の金価格は 4,357.68 ドルから 4,182.00 ドルへ -175.68 ドル(-4.03%)の下落で、前週の「価格上昇とロング整理の食い違い」が今週は価格下落の形で揃った週となりました。
投機筋は4週連続の売り越し縮小、価格反発と逆行するロング整理
9月22日火曜時点のマネージド・マネー(MM)のネットロングは +127,389 枚と前週から -5,727 枚の減少で、8月25日の +144,747 枚を高点として4週連続の後退となりました(4週で -17,358 枚、13週では +11,994 枚)。1年パーセンタイルは 74.0(1年レンジ +89,752 〜 +145,227 枚)、3年パーセンタイルは 46.5 で、前週の 79.8 からさらに切り下がっています。建玉全体は 412,800 枚(前週 +2,901 枚)と4週ぶりに増加し、コード判定の4象限は「新規売り主導」(ネット減 × 建玉増)に切り替わりました。火曜→火曜の金価格は 4,293.80 ドルから 4,357.68 ドルへ +63.88 ドル(+1.49%)の上昇で、価格が反発する中で MM がロングを -6,695 枚落としたという、方向の食い違う週です。
投機筋は3週連続の手仕舞い、下落週にロングもショートも軽くなる
9月15日火曜時点のマネージド・マネー(MM)のネットロングは +133,116 枚と前週から -1,856 枚の減少で、8月25日の +144,747 枚を直近の高点として3週連続の後退となりました。1年パーセンタイルは 79.8(1年レンジ +89,752 〜 +160,549 枚)、3年パーセンタイルは 52.2 で、前週の 81.7 からさらに切り下がっています。建玉全体は 409,899 枚(前週 -1,328 枚)と3週続けて減少し、コード判定の4象限は3週連続で「手仕舞い売り主導」(ネット減 × 建玉減)です。火曜→火曜の金価格は 4,356.03 ドルから 4,293.80 ドルへ -62.23 ドル(-1.43%)の下落で、報告週の終値レンジ 4,293.80 〜 4,401.70 ドルのうち火曜終値はちょうど下限に位置しています。価格が下げる中でロングが -3,410 枚、ショートも -1,554 枚と両サイドが縮み、投機筋が持ち高を軽くする動きが価格の軟化と同じ方向を向いた週でした。
投機筋は 2 週連続の小幅手仕舞い、小反発の裏で建玉も細る
9 月 8 日火曜時点のマネージド・マネー(MM)のネットロングは +134,972 枚と前週から -1,799 枚の小幅減少で、2 週連続の後退となりました。1 年パーセンタイルは 81.7(1 年レンジ +89,752 〜 +160,549 枚)、3 年パーセンタイルは 54.8 で、前週の 83.7 からわずかに低下しています。建玉全体は 411,227 枚(前週 -3,969 枚)と 2 週続けて減少し、コード判定の 4 象限は前週に続いて「手仕舞い売り主導」(ネット減 × 建玉減)です。火曜→火曜の金価格は 4,328.58 ドルから 4,356.03 ドルへ +27.45 ドル(+0.63%)の小反発でしたが、報告週の終値レンジは 4,356.03 〜 4,473.79 ドルで、火曜終値は週内の終値の下限に位置しています。価格が小幅に上げる中でロングもショートも減っており、前週の急落後に投機筋が両サイドで持ち高を軽くした週と読めます。
急落週に投機筋はロングを手仕舞い、ネットロングは混雑圏の一歩手前へ後退
9月1日火曜時点のマネージド・マネー(MM)のネットロングは +136,771 枚と前週から -7,976 枚減少し、1 年パーセンタイルは前週の 89.4 から 83.7 へ低下しました。建玉全体は 415,196 枚(前週 -12,761 枚)と減少し、コード判定の 4 象限は「手仕舞い売り主導」(ネット減 × 建玉減)です。火曜→火曜の金価格は 4,658.64 ドルから 4,328.58 ドルへ -330.06 ドル(-7.08%)と急落しており、価格下落とロングの手仕舞いが揃った順行の週でした。ただし報告日以降、価格は 4,428.93 ドル(報告日比 +2.32%)まで戻しており、火曜時点で手仕舞った投機筋はこの反発を取り損ねた形です。4 週で見るとネットは依然 +6,005 枚、13 週では +24,592 枚の増加であり、投機筋の買い持ちの構造そのものはまだ崩れていません。
急騰局面で投機筋は新規買い継続、ネットロングは1年上位の混雑圏に
8月25日火曜時点のマネージド・マネー(MM)のネットロングは +144,747 枚と前週から +3,099 枚増加し、1 年パーセンタイルは 89.4 と混雑圏に入りました。建玉全体は 427,957 枚(前週 +21,697 枚)と大幅に増加し、コード判定の 4 象限は「新規買い主導」です。火曜→火曜の金価格は 4,335.68 ドルから 4,658.64 ドルへ +7.45% と急伸しており、価格上昇と新規買いが揃った順行の週でした。ただし報告日以降、価格は 4,458.88 ドル(報告日比 -4.29%)まで反落しており、直近の高値圏で積まれたロングには逆風が吹いています。
価格下落でも投機筋は買い増し、ネットロングは1年上位に接近
8月18日火曜時点のマネージド・マネー(MM)のネットロングは +141,648 枚と前週から +3,986 枚増加し、1 年パーセンタイルは 87.5 と混雑ゾーンに入っています。建玉全体も 406,260 枚(前週 +5,951 枚)と増加し、コード判定の 4 象限は「新規買い主導」でした。一方、火曜→火曜の金価格は 4,367.72 ドルから 4,335.68 ドルへ -0.73% と小幅下落しており、価格軟化の中で買いが積み上がる形です。なお報告日以降、価格は 4,608.28 ドル(+6.29%)まで急伸しており、報告時点のロング勢は大きく報われた格好となっています。
用語と読み方: COT レポート入門 · COT レポートと建玉(ゴールド要因 第 7 章)