総合分析
マクロ・ニュースを含む相場シナリオのブリーフィング
XAU·USD · · NY
マクロ要約
中東緊張緩和観測(イランMOU近接報道)でリスクプレミアム剥落も、PBOCの金準備買い再開とドル依存度低減の流れがゴールドの構造的下支え。米10年債4.43%(-0.45%)と広域DXY-0.23%の弱含みは追い風。ただしWTI4.16%急騰はインフレ再燃→Fedタカ派化の経路が燻り、地政学パラドックス(中東リスクオフ→原油高→USD高→金売り)が後段で効く可能性。明日NFP前で方向性をつけ切れる地合いではない。
解説: 実質金利 · FRB と米金利 · 米ドル · 地政学 | 投機筋の建玉(COT 週次解説)→
ETF フロー · 解説 →
中国金ETF残高111.61トン(前日±0)、グローバル(GLD)1033.2トン(-0.8、週次-6.0)。グローバルは小幅流出継続だが、価格は4500底打ちから4750まで急反発しており、価格主導はETFよりも地政学・PBOC・ショートカバー。中国は減少が止まり横ばい、10:00-12:00 JSTの中国買いは現状中立。ETFフローと価格のダイバージェンス(価格上昇 vs ETF流出)はラリー後半の警戒シグナルだが、まだ崩壊の兆しはない。
マルチタイムフレーム · 大足→小足
中期下降からの上昇反発・トレンド再構築中
4869.58 / 4758.51 / 4503.72
パターン4/15高値4869から4/29-5/4の二番底4503-4514を形成、ダブルボトム的反発の様相。ネックライン4660を上抜け済み
ダブルボトム成立ならパターン値幅で4820前後がターゲット
下降からの強気反転・上昇トレンド転換
4758.51 / 4700.0 / 4613.0
パターン4503安値からの強い切り返し。4H陽線連続でボラ拡大。4700を実体で上抜け済み
4H基準では押し目買い優勢。4700-4720が次の押し目買いゾーン
強気の上昇トレンド
4758.51 / 4729.19 / 4700.0
パターン5/6 06:00から始まったインパルス継続。4500底→4758まで約260ドル上昇。4750ブレイク後リテスト中
1H実体で4758超えれば次目標4790-4800(4/15高値圏)
上昇トレンド中の高値圏調整
4758.51 / 4743.88 / 4729.19
パターン5/7 21時以降の上昇チャネル継続。4729→4758と高値切り上げ。直近5本は4750-4758でコイル化(三角持ち合い気味)
実体終値で4758超えなら継続、4748割れなら4743、4729テストの可能性
上昇トレンド継続・高値圏もみ合い
4758.51 / 4750.0 / 4743.0
パターン4758-4748のミニレンジ/高値切り上げ低値切り上げ(弱い上昇チャネル)。直前ローソクで4757.83に再接近、4758実体ブレイクなら4763-4770へ即時拡張
23:25と23:47で4758台を二度タッチ。三度目の正直 or ダブルトップ判定の分岐点
主要サポレジ
シナリオ確率
-
高値ブレイク継続
45%トリガー5M実体終値で4758.51超え、4760リテスト保持
ターゲット4770→4785→4800
-
ダブルトップ→押し目形成
40%トリガー4758で三度目の上ヒゲ拒否、5M実体4748割れ
ターゲット4743→4729押し目買いゾーン形成
-
深押し・トレンド一旦終了
15%トリガー4729実体割れ+戻り売り優勢
ターゲット4715→4700テスト
時間帯別トレード方針
5/8東京は4750±10のレンジ意識。中国10:00-12:00買い圧力に注目、4760上抜け確認なら追随
PBOC金準備再開報道で地合いポジティブ、14:30大引けは売り警戒
ロンドン午前にレンジブレイク方向決まりやすい、NFP前で深追い禁物
21:30 NFPで全ポジション必ずフラット化。指標通過後の初動は追わず、5分足実体確定後にエントリー
ダマシ警戒ポイント
4758を上ヒゲのみで超えて即実体下落するパターンに警戒。23:25と23:47で既に上ヒゲ拒否2回、3度目もヒゲのみなら明確なダブル/トリプルトップでベア優勢に転換
4748割れでも4743-4744で即反発する場合は、ストップ狩り後の本命上方向。1Mピンバー+実体回復で4758再アタックの可能性
現在は上昇トレンドのため逆方向のDCB論点。仮に4729を割っても4700の心理節目+1H上昇トレンドラインで反発する可能性が高く、本格反転には4685実体割れが必要
その他特記事項 · 価格観
5/7のNY時間で4729から4758まで急伸し、直近1時間は4748-4758の高値圏で揉み合い。短期モメンタムは強気だが、明日21:30のNFPを控え4760手前で足踏み中。次の数時間は4750-4760のミニレンジを形成しやすく、4760実体ブレイクで4770-4780(4/14高値圏4847への中間目標)、逆に4748割れで4733-4729の押し目試しが本線。地政学緩和とWTI高止まりが拮抗し、NFP前のポジション調整で大きな方向感は出にくい。
結論 · 見立てと判断条件
STANCE
中立
次レビュー · 2026-05-08 09:00 JST JST
本分析は相場シナリオと判断の分かれ目になる水準を示すもので、売買の指示(エントリー価格・損切り・利確)は含みません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
リスクイベント · カットオフ
BOE Bailey講演
GBP経由のドル変動に注意、ポジションは縮小
米NFP・失業率・平均時給
21:00までに全ポジション必ずフラット化。指標後は最低5分待ち、実体確定後にエントリー判断
カナダ雇用統計
USD指標と同時刻、ノイズ警戒