総合分析
マクロ・ニュースを含む相場シナリオのブリーフィング
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データ鮮度
最新足1M 23:39 JST
ETF2026-09-02
⚠ China ETF キャッシュ
OHLC 最新足
- 1M09-04 23:39
- 5M09-04 23:35
- 1H09-04 23:00
- 4H09-04 22:00
- D109-04
ETF 残高 · 値日付
- Global 2026-09-03
- China 2026-09-02 [キャッシュ]
マクロ要約
直近の主因は米金利観測の振れ。前日のウォラー理事のハト派発言で9月利上げ確率が63%→50%程度へ低下し金は4510まで買われたが、本日のNFPが予想56Kに対し162K(5カ月ぶりの伸び)、平均時給YoY 3.1%も上振れし、利上げ観測が再燃してドル・金利上昇→金急落となった。一方で急落後の戻りの速さは、中東での米イラン軍事衝突(9/1に基地報復含む激しい応酬)による安全資産需要と原油高(WTI 91ドル台)に基づくインフレヘッジ需要が下値を支えていることを示唆する。ただしDXY(8/28)、名目・実質金利(9/2)の供給値はNFP以前のものでリアルタイムの検証はできない。総じて「タカ派FRB=金の上値抑制」と「戦争・原油高=下値支持」の綱引きで、方向感より値幅が出る地合い。
解説: 実質金利 · FRB と米金利 · 米ドル · 地政学 | 投機筋の建玉(COT 週次解説)→
ETF フロー · 解説 →
Global 2026-09-03 China 2026-09-02 [キャッシュ]
グローバル金ETF(GLD基準)は9/3時点で前日-3.1トンだが週次では+6.8トンの純増、中国金ETFは9/2時点で前日-1.9トンだが26日前比+5.8トンの純増。いずれも直近1日は小幅流出だが中期的な資金流入基調は崩れておらず、8/28以降の4695→4283の調整局面で投資家が大きく手仕舞った形跡はない。本日の値動きへの直接的なドライバーではなく、中期の下値サポート要因として弱く効いていると解釈する。
マルチタイムフレーム · 大足→小足
下降からレンジ移行(弱気)
4695.94 / 4496.72 / 4455.44 / 4400.28 / 4326.77 / 4283.21
パターン8/25高値4695.94から9/2安値4283.21へ約412ドル下落後、4510まで反発して本日は上ヒゴの長い陰線(H4514.11/L4368.53/C4430)。MA20 4496.72が上値、MA50 4294.57が下値の間のワイドレンジ。日足終値で4455(ピボット)上なら中立、4368割れで下降再開
本日足は高値4514が前日高値4510を僅かに上抜いてから反落する形で、日足レベルではダマシの上抜けの形状。ただし引けまで6時間強残っており確定ではない。
上昇レッグの深い押し目
4510.6 / 4423.74 / 4403.65 / 4396.91 / 4370.07 / 4283.21
パターン9/2安値4283.21→9/4高値4510.60の上昇レッグに対し、61.8%押し(4370.07)を安値4368.53でほぼピタリと試して反発。現在4H MA20 4403.65と38.2%(4423.74)を回復。4370割れで上昇レッグ否定→4327(D1 S2)、4455〜4466回復で再上昇
直近足は下ヒゴの長い陽線。4H ATRは平常の140%と拡大しており、押し目としては深いが構造は維持。
下降後の戻り(弱気の中の反発)
4514.11 / 4466.1 / 4455.44 / 4440.12 / 4400.28 / 4368.53
パターン21:00足が上下ヒゴ長大の陰線(H4514.11/L4377.25)、22:00足が下ヒゴ長い陽線でハンマー気味、23:00足は陽線継続。1H MA50 4440.12で戻りが止まれば戻り売り優勢、4466(MA20)回復で下落無効化
1H MA20 4466 > MA200 4455 > MA50 4440 の順で並び、価格がすべて下にある短期弱気配置。ただし4368.53の安値は4H 61.8%(4370.07)と一致し、そこからの反発は買い手の存在を示す。
急落後のV字反発(短期上昇)
4441.29 / 4439.77 / 4415.83 / 4400.0 / 4368.53
パターン22:00安値4368.53から高値・安値切り上げで上昇チャネル形成中(4383→4411→4425が安値)。MA20 4415.83が下支え、MA50 4439.77が上値抵抗。4415割れでチャネル下抜け→4400、4442超えで4455〜4466へ
NFP足の値幅の約半値を戻し、下落レッグの半値4441近辺で失速中。5M ATRは11.25まで縮小しており、次の方向決定前の小休止に見える。
反発一巡・4440台で上昇一服
4441.29 / 4432.0 / 4425.0 / 4411.89
パターン23:33〜23:36で4438〜4441に3本連続の高値並び後、23:37に4440.76→4432.39の陰線でミニ・ダブルトップ気味。4425割れで4441トップ確定、下方は4411.89まで想定。逆に4441.29上抜けなら4455まで
23:05の4411.89から高値・安値を切り上げてきたが、4440台の売り圧力で頭打ち。実体は小さくなく、値動きは依然荒い。
主要サポレジ
シナリオ確率
-
4440〜4455帯で戻り売り、4400台へ再下落
40%トリガー1H MA50 4440〜D1ピボット4455を上抜けできず、5M終値で4425を割り込む
ターゲット4400.28(D1 S1)→4385、勢いがあれば4368〜4370の安値再テスト
-
4455上抜けで戻り拡大
30%トリガー5M終値で4455.44を上回り、押しで4440が支持に転換
ターゲット4466(1H MA20)→4480〜4491(1H 61.8%戻り・スイングH)
-
4400割れで下落再開
30%トリガー5M終値で4400を割り込み、4415(5M MA20)が抵抗に転換
ターゲット4368.53〜4370.07の安値帯、割れれば4326.77(D1 S2)
時間帯別トレード方針
NFP後の往復で流動性の質が悪く、金曜引け(土曜06:00 JST)まで新規は原則見送り。ポジションを持つなら4440〜4455の拒否確認後の戻り売り、または4400〜4405での反発確認後の買いに限定し、SLは構造外(それぞれ4466上・4368下)に置ける場合のみ。週末持ち越しは推奨しない。
週明け月曜の東京は中東情勢の週末ヘッドラインによる窓開けリスクを警戒。4368〜4370の安値と4455〜4466の抵抗を週明けの判定軸とし、ギャップ方向に飛び乗らず最初の1時間の値幅確定を待つ。
ダマシ警戒ポイント
高い。4440〜4455は1H MA50・5M MA50・D1ピボット・NFP下落レッグの半値が重なる抵抗帯で、4455を一時上抜けても4466(1H MA20)を5M終値で回復できなければダマシ。本日の日足自体が4510上抜け後の反落という上抜けダマシの形状であることも上値追いへの警告。
中程度。4400.28(D1 S1)割れは4368〜4370(4H 61.8%・本日安値)が直下に控えるため、4400割れで売って4370で反発される『底割れダマシ』になりやすい。4370を5M終値で明確に割り、戻りが4400を超えない形を確認してから売り継続を判断する。
4368→4441の反発は現時点では『デッドキャットバウンス(一時的な戻り)』の要件と『本格反転』の要件が混在。速度と値幅(約2時間で70ドル、下落分の約半値)は本格的な買い戻しを示唆するが、1H MA20 4466・D1ピボット4455を回復しておらず、5M MA200 4465も上にあるため、テクニカル上は依然戻り局面。4466回復と4440の支持転換で反転に格上げ、4400割れでDCB確定と判定する。
その他特記事項 · 価格観
NFP上振れで4368.53まで急落した後、約2時間で4441まで約70ドル戻したことは、タカ派データにも下値を拾う買い(地政学リスク・押し目需要)が残っていることを示す。ただし1H MA50 4440.12・5M MA50 4439.77・直近高値4441.29が重なる帯で3本連続で上ヒゴ拒否されており、ここから4455(D1ピボット)〜4466(1H MA20)にかけては戻り売りが出やすい。セッション残りは4400〜4455を主戦場とする往来を想定し、4455超え定着なら4480〜4490への上方拡大、4400割れなら4368〜4370(4H 61.8%)の再テストを見る。
結論 · 見立てと判断条件
STANCE
中立
次レビュー · 2026-09-05 00:30 JST
根拠NFP直後で1H ATRが平常比165%、現在値がNFPレンジ(4368〜4514)のほぼ中間にあり、上下どちらの構造的レベルにも接していない。加えて金曜週末・中東情勢のヘッドラインリスクで持ち越しの期待値が低く、優位性が確認できない。
ボラ判定根拠1H ATR(14) 27.47 は過去24本平均16.68の165%、4H ATRも140%と拡大。5M ATRは11.25で直近平均比65%まで一旦収縮しているが、21:30のNFPで1本の5M足に高値4514.11〜安値4393.20(約121ドル)を刻んだ直後であり、依然として指標直後の高ボラ環境として扱う。
判断保留の根拠 金曜NY、NFP(162K vs 予想56K)の大幅上振れで4514→4368の約146ドル往復が発生した直後であり、1H ATRが平常の165%。中東での米イラン応酬が継続中で週末持ち越しのギャップリスクが大きく、現在値4430は下落レッグの中間(4368〜4514の中間値4441付近)にあり、どちらにも構造的優位性が確認できないためwait。
本分析は相場シナリオと判断の分かれ目になる水準を示すもので、売買の指示(エントリー価格・損切り・利確)は含みません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
リスクイベント · カットオフ
NY市場週末クローズ(夏時間)
中東情勢・原油のヘッドラインによる週明けギャップリスクがあるため、新規ポジションの週末持ち越しは回避。保有中なら引け前に縮小またはクローズ。
米物価指標(CPI等、ニュース要約で『来週』と言及)
経済カレンダーで日時を確認後に判断。本日の方針の根拠にはしない。
9月FOMC(利上げ確率が50〜60%で振れている)
日程はカレンダーで確認。ウォラー・ウォーシュ議長ら高官発言のヘッドラインには随時警戒。