総合分析
マクロ・ニュースを含む相場シナリオのブリーフィング
XAU·USD · · NY
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データ鮮度
最新足1M 23:34 JST
ETF2026-10-01
OHLC 最新足
- 1M10-02 23:34
- 5M10-02 23:30
- 1H10-02 23:00
- 4H10-02 22:00
- D110-02
ETF 残高 · 値日付
- Global 2026-10-01
- China 2026-10-02
マクロ要約
9月NFP 2.9万人(予想9.0万)・平均時給MoM 0.1%(予想0.3%)と労働市場減速が明確になり、利上げ観測後退で米株は急伸、金利は低下。教科書的には金買い材料だが、金はスパイク後に全戻しした。背景は米10年5.29%・実質金利2.93%という高水準の金利環境で金の保有コストが重く、ドビッシュな材料はむしろ戻り売りに使われている点、株高によるリスクオンで安全資産需要が流出した点、WTIが96ドルで-3.2%と反落しインフレヘッジ需要が緩んだ点。中東・ホルムズ懸念は週末ギャップ要因だが、本日の価格反応を見る限り金を押し上げる主因になっていない。ファンダ(ドビッシュ)と価格(売り)の食い違いでは価格反応を優先する。
解説: 実質金利 · FRB と米金利 · 米ドル · 地政学 | 投機筋の建玉(COT 週次解説)→
ETF フロー · 解説 →
Global 2026-10-01 China 2026-10-02
グローバル金ETFは+0.8トン(週次+2.0)と微増に留まり、4100台への下落後も本格的な押し目買いは入っていない。中国金ETFは-0.3トン(14日比-1.3)と流出継続でダイバージェンス。上海勢の需要が弱く、来週東京・中国時間の買い支えは期待しにくい。ETFフローは下落トレンドを否定する材料にならず、むしろ戻りの弱さと整合的。
マルチタイムフレーム · 大足→小足
下降トレンド継続
4287.41 / 4280.53 / 4222.66 / 4147.31 / 4111.8
パターン8/24高値4683から高値切り下げが続き、D1 MA20 4280・MA50 4386を大きく下回る。本日足は O4177 H4225 L4134 C4172 で上ヒゲの長い十字線に近く、3日間の戻りの失速を示唆。D1終値4134割れで9/29安値4111.80を試す形、D1終値4225超えで戻りの延長(4280へ)。
D1は長期下降の中の底値圏レンジ(4111–4225)。MA200は計算不能。
下降トレンド中の戻り(戻り上限で失速)
4215.89 / 4220.15 / 4192.52 / 4173.07 / 4134.45 / 4111.8
パターン9/29安値4111.80からの戻りが4220.15(9/30高値)付近と4H MA50 4215.89で2度目の拒否。4H終値で4173.07(MA20)を割り込み4134.45を下抜けると下降再開で4111.80再テスト。4H終値4225超えならレンジ上抜けで4254–4287へ。
4H MA20はフラット、MA50・MA200は下向き。9/28の急落(4286→4115)に対する戻りはまだ4H MA50すら奪回できていない。
弱気(戻り失敗後の下降)
4217.05 / 4196.22 / 4180.06 / 4170.87 / 4165.5 / 4150.03
パターン21:00足 O4183 H4225 C4217 → 22:00足 C4190 → 23:00足 C4172 の3本反転。スパイク高値4225.65は1H MA200 4217.05の直上で拒否されており、MA200でのダマシ上抜け。1H終値で4165.50割れが下方向の確認、4185(フィボ61.8%)超えで反転の否定。
価格は1H MA20 4180.06を下抜け、MA50 4170.87をテスト中。1H ATRは133%で短期足のノイズ幅が大きく、確認は終値ベースが妥当。
下降(NFPスパイクの全戻し)
4225.65 / 4200.85 / 4192.04 / 4179.14 / 4165.5
パターンスパイク&フェード(失敗ブレイク)。22:00高値4225.65以降、4200.85→4197.09→4193.99と高値切り下げ、MA20 4192.04・MA50 4188.48・MA200 4179.14をすべて下抜け。5M終値で4165.50を割れると下落第2波、4192を回復すると失敗ブレイクの余波終了。
5M ATRは83%と収縮しつつあるが、ATR比33%の縮小は値幅の低下ではなく方向が揃ったことによる。MA3本とも下向き。
下降(急落後の小休止)
4197.09 / 4185.0 / 4175.6 / 4170.32
パターン23:06 4197.09→23:21 4193.99→23:21以降 高値切り下げの連続。23:26から4179→4170.32まで一気に下げ、23:32–23:34は実体の小さい足で小休止。4170.32割れで下落再開、4176–4178回復で短期の売り一服。
1Mは4185を超える戻りがなく売り優勢。ただしスパイク後の急落のため1M単体では過熱気味で、反動には注意。
主要サポレジ
シナリオ確率
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NFPダマシ後の下落継続(4165割れ→4150→4134)
45%トリガー4185以下に抑えられたまま1H終値で4165.50(NFP足安値)を下抜け。5Mで戻りが4180を超えられない状態の継続が前兆。
ターゲット第1目標 4150–4147(1Hスイング安値・D1 S1 4147.31)、第2目標 4134.45(本日安値・4Hスイング安値)。NY終了まで時間があれば4117–4111(D1 S2・9/29安値)も視野。
否定条件1H終値で4185(1H フィボ61.8%・NFP前水準)を回復、または4165割れ後1–2本で4170を奪回する下ヒゲ反発。
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4170複合サポートで下げ止まり、週末前レンジ(4165–4200)
35%トリガー1H終値が4165.50を割らず4170台を維持し、5Mで4180–4192の間を往復。1H実体が小さくなりATRが縮小。
ターゲット4165–4200のボックス推移でNYクローズ(06:00)へ。上は4196–4200(1Hスイング高値・D1 R1)、下は4165で跳ね返される想定。
否定条件1H終値で4165.50割れ(下落継続へ移行)、または1H終値4200超え(戻り再試行へ移行)。
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戻り再試行(4185回復→4200–4220)
20%トリガー1H終値で4185を上抜け、続く足が4180を割らずに4196.22(1Hスイング高値)を5M終値で超える。株高・金利低下が深まり金にも波及する場合。
ターゲット4200–4205(D1 R1)、延長で4217–4225(1H MA200・4H MA50・本日高値)。4225は非常に強い抵抗で、超えるにはNY後半での新規材料が必要。
否定条件4185回復後に1H終値で4180を割る、または4196–4200で2度拒否される。
時間帯別トレード方針
23:36以降は4165.50と4185の2水準で現在地を判定。4165割れの1H終値確認が下落シナリオ、4185の1H終値回復が戻りシナリオ、どちらも出なければレンジ。01:00(ロンドン引け)前後と03:00以降は金曜の持ち高調整で逆方向のスパイクが出やすく、1本の5M足での判断は避け1H終値で確認する。
来週月曜は週末の中東情勢によるギャップ発生の有無をまず確認。金曜終値に対して4134–4111方向へのギャップなら下降トレンド再開、4200超のギャップは戻り延長だが4225の抵抗を意識。
中国金ETFの流出継続(14日比-1.3トン)から上海時間の押し目買いは期待薄。10:30–12:30に4170を下抜けて戻せない場合は東京・中国時間での下落継続を示唆。
ダマシ警戒ポイント
本日21:30–22:00の4225スパイクはすでにブルトラップとして確定(1H MA200・4H MA50での拒否と全戻し)。今後4185–4200への戻りが5M終値で4192(5M MA20)を超えられず、上ヒゲで4200手前から反落する場合は二度目のブルトラップで下落再開の確認材料になる。
現値は1H MA50 4170.87・D1ピボット4169.92・4H フィボ61.8% 4170.34の複合サポート上で、金曜NY後半の流動性低下の中で4165.50を5Mでヒゲ抜けして1–2本で4170を回復する動きはベアトラップの典型。週末前のショートカバーも重なるため、4165割れは1H終値での確認が必須。
9/29安値4111.80からの4225.65までの戻り(+114ドル)は、D1 MA20 4280・4H MA50 4216を一度も終値で回復できておらず、ドビッシュNFPでも売られたことから本格反転ではなくデッドキャットバウンス(下降トレンド内の戻り)と評価。本格反転と判断するには1H終値で4225超え、かつ4H終値で4216(MA50)上を維持することが必要。
その他特記事項 · 価格観
弱いNFP(+2.9万人・賃金下振れ)で4225.65まで急伸した後、約1.5時間で全戻しし、現在はNFP前水準(約4181)を下回る4172。ドビッシュな材料で買われず売られた事実は需給の弱さを示し、次の数時間は4165.50(NFP足安値)を割って4150–4147(D1 S1)、さらに4134.45を試す流れが優勢とみる。ただし現値は1H MA50 4170.87・D1ピボット4169.92・4H フィボ61.8% 4170.34が重なる支持帯で、一旦の反発が入ると4180–4185(1H MA20・NFP前水準・1H フィボ50–61.8%)が戻りの上限候補。
結論 · 見立てと判断条件
STANCE
弱気
次レビュー · 2026-10-03 01:00 JST
4185(NFP前水準・1H フィボ61.8%)を1H終値で回復しない限り、4165割れから4150–4134へ向かう下落シナリオ優勢
根拠NFP 2.9万人・賃金下振れという明確なドビッシュ材料でも金は4225.65から全戻しし、NFP前水準4181を下回って推移(現値4172)。スパイク高値は1H MA200 4217.05・4H MA50 4215.89・D1 R2 4222.66の集中帯で拒否され、D1・4Hの下降トレンドが維持されている。実質金利2.93%・中国ETF流出・原油反落と、金に有利な材料が機能しない環境が続いている。
判断条件いまどのシナリオかは4165.50と4185の2水準で判定。4165.50の1H終値割れ→下落継続(目安4150→4134)、4185の1H終値回復→戻り再試行(目安4200→4220)、どちらも発生せず4170台を維持→週末前レンジ。1H ATR 133%のため5M単発のヒゲ抜けは判定に使わない。
見立てが崩れる条件1H終値で4185を上抜け、続く1H足が4180を割らないこと。さらに4196.22超えで戻り延長と判断し、本シナリオを撤回する。
ボラ判定根拠1H ATR(14) 21.78 は24本平均比133%、4H ATR 37.61 は129%とNFP直後で上限寄りだが計算済み分類は normal 域。5M ATR は9.21(83%)とスパイク後の収束局面で、直近12本レンジ30.53(0.73%)は値幅としては十分。
中立の理由 方向観は持てる(NFPスパイクの全戻し=ダマシ確定)が、金曜NY後半で週末のポジション調整・中東発ギャップリスクがあり、4170の複合サポート上に位置している点から確信度は中程度に留める。
本分析は相場シナリオと判断の分かれ目になる水準を示すもので、売買の指示(エントリー価格・損切り・利確)は含みません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
リスクイベント · カットオフ
週末ポジション調整と中東(ホルムズ海峡・供給混乱)情勢による月曜ギャップリスク
NY後半は金曜特有の逆方向スパイクを想定し1H終値で判定。週をまたぐ判断は4134–4225のレンジ両端でのギャップ位置を月曜東京で再評価。
高重要度経済指標は取得範囲内に無し
指標主導の急変動は想定せず、テクニカル水準(4165.50/4185)とフローで判定。
FOMC関連イベント・Fed高官発言(ジェファーソン副議長発言は10/1に消化済み、以降の予定はカレンダー未掲載)
当日の判断根拠にはしない。カレンダー掲載を確認してから対応。