総合分析
マクロ・ニュースを含む相場シナリオのブリーフィング
XAU·USD · · NY
マクロ要約
DXY 118.04と高止まり、米10年債4.46%、WTIは101.56へ+2.72%上昇。中東情勢で原油高→米インフレ期待再燃→Fed利下げ観測後退の地政学パラドックスが効いており、安全資産買いを上回るドル高・実質金利上昇圧力で金は4680→4512まで売られた。一方PBoC 15カ月連続買い増し(2308トン)が下値の構造的支え。今は『戻り売り+強い実需サポート』のミックスで方向性は下、ただし下値の粘りが想定される。
解説: 実質金利 · FRB と米金利 · 米ドル · 地政学 | 投機筋の建玉(COT 週次解説)→
ETF フロー · 解説 →
中国金ETFは前日-0.5トン・週次-0.1トンと小幅減少で買い意欲は鈍化、現物プレミアム剥落の兆候。グローバルETFは前日±0・週次+6.5トンと依然プラスだが鈍化。価格急落とETFフロー減速の整合性があり、ダイバージェンス(売られ過ぎサイン)は出ていない。中国タイム10-12時JSTでは本日逆に売りが優勢だった点が異常で、PBoC公的買いとETF民間需要の乖離を示唆。短期的にはETFサポート期待で買い向かうのは時期尚早。
マルチタイムフレーム · 大足→小足
高値圏からの下降調整
4512 / 4641 / 4773 / 4855
パターン4月17日4887高値からのレンジ下抜け。本日4651→4512の大陰線でD1サポート群を破壊。次の主要D1サポートは4504-4485(4/29安値帯)
週末ギャップに警戒、4500台維持できれば反転余地
下降トレンドへ転換・強い弱気
4512 / 4606 / 4700 / 4775
パターン5/12の4773高値から階段状に切り下げ、本日4H足で4606→4512の長大陰線。MA20を完全に下抜け、戻り売り構造
4H終値で4606を実体回復するまで戻り売り優位
下降トレンド継続中の自律反発
4512 / 4561 / 4587 / 4606
パターン14時の4606→4552の大陰線で下降ブレイク、以降4530-4570のレンジ。22時の4512底でセリクラ的ヒゲ。戻りは50%(約4559)到達で頭打ち中→DCB可能性
1H実体で4587超えない限り下降基調維持
急落後のリバウンドで短期上昇
4512 / 4540 / 4561 / 4572
パターン22:45の4512.33底からW底気味の切り上げで4561まで戻し、現在は戻り上限で頭打ち。23:20-23:45の足は上ヒゲ多く戻り売り示唆
4561を5分実体終値で上抜ければ4572-4587テスト、4545割れで4534、4512再訪へ
短期上昇後の上値重い揉み合い
4552 / 4558 / 4561
パターン23:22の4561高値後、ダブルトップ気味に4558-4555で頭打ち。直近23:43に4550.24までヒゲで下押し後の戻りで弱い陽線群。上値切り下げ初期
4561実体抜けで上昇継続、4550実体割れで下方向加速
主要サポレジ
シナリオ確率
-
戻り売りシナリオ(メイン)
55%トリガー4561-4572ゾーンで5M実体終値が上抜け失敗+上ヒゲピンバー出現
ターゲット4534→4512再テスト、ブレイクで4490
-
リバウンド継続シナリオ
30%トリガー5M実体で4561.29を明確に上抜け+再テスト保持
ターゲット4572→4587、強ければ4606
-
レンジ往復
15%トリガー4540-4561の狭いレンジで方向感喪失
ターゲットレンジ中央4550付近で揉み合い継続
時間帯別トレード方針
下降トレンド中の戻り売りが本筋。4561-4572ゾーンへの戻りを待って5M実体終値での反落確認後にショート。深夜帯(03時以降)に入ると養分タイムなので24時前後までに勝負を決めるか撤退。
ダマシ警戒ポイント
4561-4572での実体ブレイクに見えても、5M陽線の上ヒゲが本体の2倍超、または直後の足で4555以下に戻すケースはブルトラップ。スプレッド急拡大も警戒。
4540-4545の下抜けが1Mのヒゲのみで5M実体が4548以上で確定する場合はベアトラップ。4512再テストでW底確定の長下ヒゲ出現は反転シグナル。
4512→4561の戻りは下落幅(4651→4512=139)の約35%で50%(4581)未満→現状はデッドキャットバウンスの可能性大。1H下降トレンドライン(概ね4585-4590)を実体で上抜けるまで本格反転とは見なさない。
その他特記事項 · 価格観
本日東京〜ロンドンにかけて4650→4512まで約140ドルの急落が発生し、NY時間で4512安値から4561まで戻り高値を形成後、現在4552付近で揉み合い。下降トレンドが支配的だが短期的には4512底からの自律反発局面で、4561-4570の戻り売り帯(旧サポート/4H安値転換)に向けたリトレースを試す可能性が高い。次の数時間は4540-4570のレンジ内で推移し、4570を実体で上抜けない限り戻り売り優勢、4540割れで4512再テストへ。
結論 · 見立てと判断条件
STANCE
弱気
次レビュー · 05/16 00:30 JST
本分析は相場シナリオと判断の分かれ目になる水準を示すもので、売買の指示(エントリー価格・損切り・利確)は含みません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
リスクイベント · カットオフ
NY引け・週末ポジション調整フロー
金曜深夜帯はポジション縮小、週末ギャップリスク回避のため全決済推奨
NYオーバーナイト低流動性帯
養分タイム。新規エントリー停止、保有ポジションは利確水準を引き寄せる
トランプ・習近平会談関連ヘッドライン/中東停戦/ホルムズ海峡関連
ヘッドライン急変直後30分は新規見送り、既存はSLタイト化